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生物の分類


ここでは、生物のエネルギー源によって生物を分類していきます。生物のエネルギー源とは、人間では有機物、植物では光や水といったものです。大きく分類すれば、独立栄養生物、混合栄養生物、従属栄養生物と分類できます。表を下に示します。

独立栄養生物 混合栄養生物 従属栄養生物
エネルギー源 光+水など
または
還元型無機物
有機物
炭素源 二酸化炭素 二酸化炭素
または
有機物
有機物
生物 光合成生物
(植物、細菌など)
チオバチラス菌 動物、菌類など

独立栄養生物は、無機物を栄養源としています。炭素源としては二酸化炭素を用いて生活しています。これらの生物は、光合成を行い水を分解することで酸素を発生させています。また、光合成を行いやすいように細胞内には葉緑体を持っています。葉緑体は、クロロフィルなどの光エネルギーを吸収する色素を含んでいます。代表的な独立栄養生物は、このように光を用いて水を分解しています。

独立栄養生物には、水素や硫化水素などを利用する細菌もいます。これらの細菌は、光合成で水を分解する生物と同じように、光を利用するため色素を持っています。光がぎりぎり届くような、水中の比較的深い場所で生活しています。

植物による光合成反応
6CO2 + 6H2O + 光エネルギー → C6H12O6 + 6H2O + 6O2

従属栄養生物は、栄養源として有機物が必要なので他の生物がいなければ生活していくことができません。動物は全て従属栄養生物に属していて、菌類はクロロフィルを持たないものが該当します。栄養の吸収は、酵素によって単純な有機物へと消化した後に、細胞膜を経由して吸収されていきます。

分解(好気性)
(CH2O)106(NH3)16H3PO4 + 138O2 → 106CO2 + 16HNO3 + H3PO4 + 122H2O

簡単ですが、エネルギー源による生物の分類をしました。光合成や分解の反応式はある程度専門的に勉強する人は覚えたほうがいいのではないでしょうか。kinは専門で生態学を扱っているわけではないので、学校の試験のときだけ覚えていました(^^)


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